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最近の症例の傾向② [姿勢!]

 しかし残暑厳しいですね、動くとまだ汗だくです!!季節は運動会の季節になりました、早いですね。

昨日、そちらでは肉離れ対処してますか?という問い合わせがありました。少しバタバタしてるのもあって肉離れしかいわれなかったので、咄嗟に整骨院がいいのでは?と返答してしまいました。

ですが実は寝違い、急性の腰痛も顕微鏡レベルでの筋肉の微小な断裂、即ち肉離れのことが多いのです。なので問い合わせでは場所を聞かなかったのですが、肉離れを発生させる原因に対処するような施術をすすめていけば問題なかったかもです・・・・・

さて今回も前回の続きです・・・・

寝た姿勢で一番姿勢が悪化することが多いという内容です。

背骨のゆがみを指先でわかると、これは我々のとって非常に有益な情報になることが多いです、簡単ではないのですが[あせあせ(飛び散る汗)]

115-1599_IMG.JPG

この写真では骨模型を使っていますが、実際の背骨は起立筋というかなり太い筋肉をはじめ、様々な筋肉が何層にも付着してるので熟練すればわかる技術ですが一見簡単そうで、難しい技術でもあります。

これをどのように応用するかといいますと、痛い姿勢を再現してもらって背中のゆがみを触診するのです、そしてどの部分が動いてないかということが身体が教えてくれるというわけです。そして施術は動いてない部分に刺激をしていくというのがカイロプラクティックの考えかたというわけです。

話を元に戻しますが、寝た姿勢は抗重力体位、あるいは骨休めの姿勢で重力の影響も頭の上からは受けず、骨盤、腰部に負担はかかないはずで、背中のゆがみは立位、座位の姿勢より一番良い姿勢(楽な姿勢)のはずなのです。

なのに、一番ゆがんでしまい、結果ケースによっては症状が悪化という非常厄介な問題を発生してることがあります。

これが例えばギックリ腰などの急性の腰痛や、寝違いなどの時は立ったり、座ったりしてる姿勢が一番痛くて横になると楽とほぼ90%以上くらいは(例外もあり)同じことをいいます、これは構造的な問題が痛みの大きな問題ということがわかると思うのですが・・・・

ということは・・・・・・・単純に考えたら・・・

寝た姿勢で痛い、これはもしかしたら、構造的な問題ではないということがわかると思います!!!

構造でないとすれば・・・・やはり心?の問題が大きく絡んでいる可能性だ大なのかもです。

なぜ??ですが一番わかりやすいのが・・・自律神経が不安定な方や、心に大きなストレスを抱えると夜寝れないことが多いときいたことがある、経験はありませんか?

これはまさしく心が姿勢を悪化させてしまい寝れない!!結果、心の問題が姿勢に反映してるのかもです!!

こんな症例に遭遇すると、心の問題が本当に身体の筋肉に影響を与えてるんだな~~と感じてしまいます。

お布団に入って、一人になったとき、様々なストレスを抱えてる方はあれこれ考えてしまい、骨休めの姿勢で横になっているのに身体を緊張させて姿勢を悪くしてしまっているのかもです。

 これをもう少し深くみると、姿勢は二次的な問題で問題は寝たときの悪い姿勢ではなく心が問題ということになるのです。

原因は一概にはいえないですし、断言できないのですが心(ストレス)なのかもです、なので時には心にアプローチしなければいけないこともあるのかもです。

しかし・・・・心の問題が腰痛を起こす、姿勢を悪くする、肩がコルなどの現象が本当にあるの?と思われてる人が多いのも事実です。

当院では心と身体は心身相関してる?と感じる症例だと思っております。


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TOMOちゃんズ

十分な睡眠がとれないと
たとえば早朝高血圧が悪化するとか
狭心症が悪化するとか
潰瘍性疾患が悪化するとか
身体的疾患においても睡眠は大切ですね.
睡眠時無呼吸も心臓病との関係が示唆されてます.
以前にもまして睡眠障害増えていますよね.
by TOMOちゃんズ (2008-09-23 08:48) 

T-CHIRO

TOMOちゃんズ ナイス&コメントありがとうございます。
医療機関においてもやはり睡眠障害のケースが多い感じですね、睡眠は明日のエネルギーを蓄えてる時間ですし、様々な疾患との関係性においても睡眠をとれないのは深刻な問題だと感じております。
by T-CHIRO (2008-09-24 08:45) 

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