アレルギー⑥卵アレルギーって？ [アレルギー]
卵アレルギーって
卵アレルギーはよくきくと思いますが２歳頃までののアレルギーでもっとも頻度が高いアレルギーです。何度か書いてますが、花粉症やアレルギー症状がある人はなるべく卵を控えることによりアレルギー反応が軽減するかもです。 ただ厄介なことにかなりの食材に卵は使用されていますので注意が必要です。
卵は栄養価がとても高く調理しやすく離乳食べるのにもよく使われるので、食事アレルギーの頻度が高いといういのと、卵のタンパク質の分子量（大きさ）がとても大きいのでこれまたアレルギー反応を発生させやすいというのもあるようです。
厚生省は離乳食開始を5ヶ月としてますが、アレルギーのことを考えるのならば、卵の開始は８ヶ月頃、卵以外の要因で既にアトピー性皮膚炎があるならば１歳を過ぎてからがよいという意見もあるそうです。
早い時期に卵をやめると早いケースでで１歳半から２歳ぐらい、症状がひどい子でも小学校に入学する頃には卵が食べられるようになることが多いようです。早くに卵をやめることにより食べれる時期も早くなるようですが、最低１年は必要で３年で６１％が、多くは５年で、８～１０年でほぼすべての人が食べれるようになったとの報告もあるそうです。
除去するときはプリン、つなぎとして入ってるパン、かまぼこなども止めた方がベストです。母乳の時は原則として母親も除去食としましょう。
できるだけ、加工品、インスタント食品、ベビーフードをさけ、新鮮な材料を用いて調理しましょう。卵を食べないわけですから、アレルゲン以外の食品は一日３０品目を目標にできるだけたくさんの食品を摂取するようにした方がいいです。
アトピー性皮膚炎が強い人はアトピー性皮膚炎を抑える可能性があるといわれている背の青い魚（良い脂肪ω３）（こちらを参照）を離乳期より食べる習慣をつけた方がいいです。
なお、卵を食べられるようになっても、たくさん食べると再発する可能性が高いので1～２個／週程度にしましょう！
卵は卵黄と卵白がありますがアレルギー物質が含まれいるのは卵白の方が多いようですなのですが、二つで一つですから完全に分けるのは難しいかもです。それと忘れてはならないのは鶏の卵だけじゃありません、魚の卵も同じ卵ですから注意が必要です。
避ける必要があるもの
生たまご，たまご焼き，うずらのたまご,茶わんむし，コロッケなど揚げ物のころも，マヨネーズ，ラーメン，かまぼこ ちくわ はんぺん 卵をつなぎとして使用（てんぷら粉 麺のつなぎ ハムソーセージ）,アイスクリーム，プリン，ミルクセーキ，カステラ，ホットケーキ，菓子パン,
親子丼，鶏もつ煮，チキンコンソメスープ，鶏肉といっしょに煮た野菜 （これらの食品は卵関連ということで注意が必要です。）
たら子，すじ子，かずの子
どうです、これまた結構多いですね～～
※小さい子供さんで卵アレルギーがあって除去するのはなんとなく大丈夫と思われるかもですが、卵が食べれたらいいけど、食べれなくたって丈夫に育ちますのでご心配なく！
卵をやめると１～１０年で、又卵が食べられる様になるというのが何だか不思議です。
花粉症も１～１０年、花粉のない所で暮らすと症状が出なくなるんでしょうか？
でも実際問題として自分の場合は無理ですが・・・・
by アズテック㈱ (2006-03-18 16:54)
アズテックさん
西洋医学の食品アレルギー治療は完全除去ですよね、１０年除去はあくまでもデータですの１００パーセントじゃないのが事実かもです。喘息なんかもアレルゲン完全除去の為、疎開したりしますよね、その間に心身を鍛えたりとかですね。花粉に関しては特定のアレルゲンに関しては、そのアレルゲンがないところに疎開すれば可能性がないわけではないですが、現実無理ですよね。
なのでアトピーの人なんかだと、油ものをω３系変えるだけでもアトピーが変化する人もいますので、花粉が出現してる間はまずは良い油と卵を控えることが重要だと思います。
西洋医学がダメなら代替療法も一つの選択肢だと思いますが、いずれにしても
治療に時間が必要なのは確かです！！
by T-CHIRO (2006-03-18 18:26)