聞き上手!⑪ [心の問題]
更新が少し開いてしましました最近私の職場(訂正しました)のHPをたくさんの人に見てもらわないと作ってる意味がないと、我々の業界関連の相互リンクの登録をしていたのですが書き込むところが多く予想以上に時間が必要で、仕事の合間にしていたのですがPCを見てる時間が長いと、本当疲れますね~~
色々なHPで相互リンクをたくさんされているのを見かけますが、大変な労力が必要なんだと認識したしだいです、楽はないですよね!
今回の引き続き「聞き上手」のテーマは「聞きだそうとしない」です。
聞き手になると気づきにくいことで、相手の話を聞く態度で大変さしさわりがあることがあります。それは相手から話を聞きだそうとする態度です。それを聞き手の「助平ごころ」と呼ぶそうですプロのカウンセラーにとって「助平ごころ」を持つことはカウンセラーの仕事を放棄してるようなものだそうです。
人はなぜ聞きだしたくなるのでしょうか?
第一に事実を確かめる必要があるとの思い込みです。実はこれは子供に対する教師や親によくみられる行為ですが、刑事警察官。捜査検事であれば犯人捜査の為に事実を確認することが重要です。
しかし~~人間関係を基本とした教育や薫育(くんいく)にかかわる人には事実確認の為に相手から聞きだす行為は必要ではありません。
なぜなら教師が子供の非行や問題行動を正す為には人間教育が必要であって、ついつい事実かどうかを問題にし、警察官と同じような尋問をする態度になりがちです。これは子供の問題を外から指摘された親にも見られことだそうですが・・・・・・・・
でも事実かどうか確かめなくて、どうして子供の教育ができるのか?と思いますよね?でも事実を確認がすれば教育できるのでしょうか
事実を確認して、本人が確かに不法行為を犯したことがわかれば、罰を与えることはできるでしょう、しかし親や教師が子供に罰を与えることで、行動を矯正できるか?は確かに疑問ですよね?罰を与えることは社会正義の為には必要なのも確かです、でも親は教師は社会正義を教える人であり、そして社会的良心を形成する人なのです、そして良心は愛される経験から生まれます!
社会的良心→これは親の行為を見て育つのです、「愛する人の言うことはよく聞く」というわけです、あなたも愛する人に嫌な思いをさせたくないでしょう。愛する人の為なら言われなくてもその人が喜んでくれると思いませんか?
子供が親のいうことを聞くのは、愛する人を悲しませたくない、愛する人から拒否されたくないとの思いがベースになってます。愛でなく罰でいうことを聞かせようとすればそれは権力に頼ることになります。
子供のしつけは大切です!親が自分の都合からではなく、子供を愛して子供の立場に立っていることがしつけの基本です。愛されてない子供ほど非行に走りやすいのです。もちろん一つは知らないことを教えてあげる必要はあります。事実確認はしてしまった非行に対してそれが事実かどうか確かめてあげる行為で過去に起こったわけでもなく目の前の子供を見ていてやることです。知らずに犯した行為を見かけたら「そうしてはいけません、こうするんよ」と優しく教えてあげれば、子供は実に素直に言うことを聞いてくれます。このとき子供が素直に正直でなくれば、子供に対する親の態度を見直す方が早道です!!!子供は親の言うことを信じるのでなく、親の行為に対して学ぶということです。 ← これは最近チョッピリ素直じゃなくなりつつある娘のことを考えたら心に滲みりますね~~~~
教師や親に話さないことを、スクールカウンセラーに話す子供達はたくさんいます。スクールカウンセラーが事実を聞きだそうとする態度をとると、子供達は決して話をしてくれません。別にスクールカウンセラーでなくても愛されてる、大事にされてる、自分の味方だと思う人には子供は自分から非行を話すものです。
聞き出したくなる第二の理由は、聞き手自身の興味から聞きたくなることです。話し手は話したくないのに、聞き手の方が聞きたくなっているのです。これは前述した「助平ごころ」です。話し手の話に興味を持つことの大切さは重要ですが、話し手の立場に立ってのことで話し手が嫌がっていることに、こちらで興味を持つとは全く異なります。
プロのカウンセラーは相手の話したくないことは聞きだそうとしないですし、それをいわせようともしません。話し手が話したいことだけをじっくり聞いていくだけです。そのうち双方の信頼関係が生まれ、この人なら長年誰にもいえなかったことを言えるかもしれないと思って話したくなるのです。
秘密は話してしまうと風化します、今まで心の中でモヤモヤと生存しつづけていたことが、風化し自然に帰っていき、自分も普通になれるということです。
聞き手にとって話を聞くときは、知らないうちに論理的な態度になってしまいます。論理的に筋が通るように話をきこうとするのですが、このような態度はある意味自然のことでそれはそれでいいのですが、話し手の方は論理的に話すとは限りません。仲の良い友達同士の話は論理でなく感情優先です。たとえば感情的な話でも少しは論理的に話ししたいという意図が働いてはいますが聞き手からは話が飛んでるように感じるので、ついつい理屈のつかないところを聞きだそうとしたり、話が飛ぶとそれを指摘したり、聞き手の方からすると当たり前に感じることが話し手からすると話にくくなる原因となるわけです。
最後まで話を飛ばしながらする人は、聞き手には飛んでる話と聞こえても自分の中には話しの筋があるのです。そのまま聞きつづけているとだんだん話の筋が見えてきます。その人が見えてくると話の内容を理解するのはそんなに難しくないということです。
「理屈の合わない話」は理屈を責めるのは相手が話をやめるだけなので、「へ~~~~それで、それで」とどんどん話してもらうといいそうです、そうすると話し手は自分自身の矛盾に気づき理屈を補っていきます!それでも理屈の合わない話は、話し手は自分の気持ちを聞いてほしいだけなのです。「話に具体性がない話」は具体的な話より気持ちを聞いてほしいときで、これは理屈の合わない話をするときよりも、話し手の気持ちが更にうわついているときということです。現実に向かう気持ちが落ちているときということです。このようなときに具体的な話を求めると話し手はこれまた話をやめてしまいます。
気持ちの浮つきと、気持ちが落ちている相手の状態を受け入れて、そのまま聞いてあげてください!!!聞いてあげることがこのような状態の人には最良の薬というわけです!!!
しかし聞くって本当大変なことでよね~~~~~~!!
参考文献「プロカウンセラーの聞く技術」
最近私の勤務先でも
いわゆる新人さん、途中入職の人と、ベテランの人たちの
コミュニケーションが問題になっています.
なかなかうまくいかないんですよね.
ところでniceには反映されなくても、見ている人は見ていると思いますので
お互い頑張りましょう.
by yangt3 (2006-09-17 10:07)
TOMOちゃんズさん いつもありがとうございます。
人が多くなると色々と大変ですね~でも目的意識が同じであればうまくいくはずなのですが、今回のテーマの聞き上手ではないですが、皆さんの勉強が必要なのかもです。私も勤めていた頃は甘ちゃんで、現在うちは超零細ですが甘かったことを痛感しております。 niceの件はありがとうございます、少しわかりにくく書いてしましすいませんです、実は私の職場のHPもあるのですが(訂正しました)その職場のHPの相互リンクの件なんですよ、なかなか大変です。でもこのブログのアクセス数も TOMOちゃんズさんのブログのアクセス数くらい上げる努力も必要だと思っております。ありがとうございました。
by T-CHIRO (2006-09-17 16:28)