昔の日本人の背中は丸かった??? [姿勢!]
先日のセミナーがあまりにも目にウロコだったので引き続き、今回も姿勢についてです。
背中を伸ばさない!!胸を張らないというと、皆さんかなり違和感を感じませんか???
今回の記事のタイトルは整体ウォーキングセミナーの楠山先生のブログを参考にさせていただいております。
以前このブログでも呼吸の重要性を何度か書いたことありますが・・・
体調不良の方は、呼吸の呼気より吸気優位の方が非常に多いです。ただ・・・・・呼気が重要といいながら、皆様もやってみればわかりますが、息を吐くと背中は丸くなりますよね?反対に息を吸うと背中が伸びて、胸が張れます。
今まで背中を伸ばす、胸を張った方がいいというのが、良い姿勢と教えられてきましたから呼気優位といながら、息を吐くと背中は丸まってしまうのは、なんだか矛盾してるな~と思いながら。姿勢はさておき、呼気優位にしたらいいのだから呼気の姿勢は動きとして重要なんだと思ってました。
ですが、今回の「整体ウォーキングセミナー」に参加して一挙に疑問が解決したというわけです。
スムーズな呼吸には背中の丸みがとっても、とっても重要だということを
今回のセミナーで気づかせていただいたのは、本当に衝撃的でした。
背中は伸ばさなくていいし、胸も張らなくてもいいのです!!!!
今回、背中を伸ばさない、胸を張らないという講師の先生の講義に納得できて、最初に思い浮かんだのは仏像です。前々から、仏像の姿勢をみて背中の丸みと肩のゆったり感というのが気にはなっていたのですが、背中を伸ばす、胸を張るという固定観念からか、背中の丸みが気になってしまい、良い姿勢なのかな?でもあのユッタリした感じはどこからきてるのか??答えが無かったのです。
胸を張る・背筋を伸ばす、いわゆる「気をつけ!」の姿勢は明治時代以降のドイツ式軍隊から導入されたとされます。身体を緊張させるので命令系統を円滑にするのには良かったようです。(整体ウォーキングセミナーノートより)
この姿勢だとおわかりのように、胸を張る、背中を伸ばす姿勢をずっと維持するのはとっても大変だということがおわかりでしょう!!
背中を伸ばして、胸を張る姿勢を維持するのは短時間しかできないですし、苦痛です。そして私もいわゆる良い姿勢を作ることが重要だと思っていたので、なるべくそれを意識してくださいと伝えてました。
背中を伸ばして、胸を張り続けるのはとってもしんどいですよね?これはとってもしんどい姿勢です。それに大事な背中の大事な丸みもなくなりますし!!
整体ウォーキングセミナー講師の楠山先生のブログの記事の写真と同じものを紹介させていただいております。
高知県立坂本龍馬記念館 HPより
坂本竜馬の座ってる姿勢を見てください、これは座ってる姿勢ですが背中は丸めてますが、肩、背中は丸みを帯びユッタリしてるようにみめませんか?胸は張っていないし、背中も伸ばしていません!!
座位も同様に背中を伸ばして、胸を張るのはとってもしんどい姿勢だということです!!
ちょうど「あしたのジョー」の最後のシーンのような
感じでしょうか.
最近、体力温存のため、似たような姿勢でいることが
多い気がします.
by yangt3 (2010-05-19 21:22)
yangt3さん ナイス&コメントありがとうございます。
矢吹丈の姿勢は、確かに背中の丸みが特徴的ですね。また次回紹介しますが、結構、背中の丸みが目立つ有名人が結構多いかもです。
私もたまに、背中を丸めていることがあってこれって、背中丸い?と思いながら腰も痛くないし、背中も痛くないのでいいのかな?なんて思ってました(笑)
by T-CHIRO (2010-05-21 09:08)