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ストレスについて③ [心の問題]

前回簡単に説明できればと思いましたが・・・・

やっぱ難しいですね・・・(汗)

前回のハンスセリエストレス学説です。

「ストレッサ―の刺激による刺激は、視床下部の興奮を引き起こし、それによって脳下垂体から副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、血液によって副腎皮質に運ばれる。すると副腎皮質から副腎皮質ホルモンが分泌されて、全身的な防衛反応を引き起こして生命を守る。一方、視床下部に関連した自律神経系は副腎髄質に作用し、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌を促して、心臓の動きを活発にし、また血糖値を上げる。」

ここでストレスを受けてそれに対応する為に必要な体制をとろうとしたときアドレナリン、ノルアドレナリンという分泌物を放出します。これが非常に重要な分泌物になりますので今回はこれの説明をしたいと思います!

★アドレナリン

アドレリンは身体が警戒の体制をとろうとしたとき、ある種の危険信号として、副腎髄質と脳下垂体から分泌される物質とされています。

このおもな作用として 心拍数と血圧を増加させ、代謝を促進させる役割を持っています。
骨格筋と肝臓の血管を拡張させ、これ以外の血管は収縮させ、血管抵抗を全体としてあげる作用があります。

あと血糖値上昇作用も著しいです。

アドレナリンが増加する要因として、激しい筋運動時、著しい寒冷あるいは温熱刺激時、大量の出血による血圧降下時、低血糖時、酸素欠乏時、情動刺激時、など

生体が緊急時に直面するとアドレナリンが分泌され、闘争、防衛などの行動に都合の良いような身体の状態(血圧上昇、高血糖)などがつくられる。これを緊急反応という。


※身体は、上記にあるように緊張、生体の緊急時、不安などの軽い初期のストレス状態になると、アドレナリンが分泌され警戒信号を出すというわけです。


アドレナリンが分泌されると、身体は血圧が上がり、血糖値は上がるので身体は興奮状態に誘導されますからですがこの状態はアドレナリンの作用によるものであり、身体は非常に疲れます。

心拍数上昇→頻脈
血圧上昇→高血圧
瞳孔を開き→まぶしくてしょうがない
ブドウ糖の血中濃度上昇→糖尿
脳の興奮→寝れません

これらの状態が続くと身体は非常に疲れますよね?

またこのホルモンは闘争か逃走か (fight-or-flight)」のホルモンとも呼ばれ。動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった状態に相当するストレス応答を、全身の器官に引き起こすホルモンですので、このホルモンが分泌され続けると身体は疲弊します。

現代人で動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった環境にいる人はほとんどいないと思いますが、ストレッサーの影響が許容範囲を超えて強すぎる場合に対して、身体が過剰に反応してしまい、その過剰反応が習慣化することにより身体にゆがみを生じる、それがすなわち”ストレス”なのです。
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コメント 2

リュカ

・・・・(@_@

>瞳孔を開き→まぶしくてしょうがない

わお!これにもアドレナリンが関係してくるのですか~。
毎日まぶしくてしょうがないですよ(笑)
でも物心ついたときから外の世界は眩しく感じているので、ストレス以外にも原因があるのでしょうけどね^^
(なんでみんな外で目を開けていられるんだろうって不思議に思っていた子供でしたw)

O-リングテストは、似たようなことを遊びでやってみた程度だったかもと記憶してます^^
by リュカ (2013-07-31 10:19) 

T-CHIRO

リュカさん
精神的にお疲れのお客さんから、太陽がすごくまぶしい、晴れの日は不調だということをよくききます。

瞳孔括約筋が収縮してくれないんですよね、私もリュカさん同様日差しがの眩しいと感じることがあるので(目が大きい?)、ストレスだけが原因ではないです。
O-リングテストは身体の不思議な現象の一つだと思います、実際勉強しようと思ったらドクターと確か看護士さんと鍼灸師しか講習受けれないんですよ。
by T-CHIRO (2013-08-01 11:16) 

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