ストレスについて⑩ [心の問題]
一段と朝夕が冷えてきましたね、身体も少しづつ夏バージョンから秋バージョンに切り替えられてるような気がします。と、気づけば9月も後少しですね。
セロトニンについて色々調べていると、ネット上ではセロトニン不足が様々な問題を発生させるのでセロトニン分泌が減少してるから問題という情報ばかりです。
今回参考にしてる本の初版は20年前なので、20年前にセロトニンのことに気づいた樋田先生の着眼点は先進的なのかもです。これもO-リングという医療機関ではしてない検査だからわかったことなのかもですが。
しかし色々考えていくうちに樋田先生がいいたいことがわかってきました。 今回セロトニンのことを色々と考え調べていくと、この現代のストレス社会、ストレッサーが多すぎて世間、マスコミ、我々もどちらかというとストレス解消、ストレス解消!交感神経が興奮してるので、その興奮を鎮めるすなわち、副交感神経を興奮させることにより自律神経のバランスが良くなるということばかりが先走りしてるように思います。
そんな中で癒しという言葉や、マッサージや我々カイロプラクティック、鍼灸を含めた様々な手技療法、健康法、サプリメント、音楽、運動法etc...................................
などが皆さんストレス解消に最適!!だと少しいいたいことは別ですが思い込まされてませんか?
少しカイロプラクティックを擁護するなら、カイロプラクティックは(もちろん他の療法もですが)あくまでも自然治癒力を高める療法なので基本的な部分は心身を整えます。
もちろん、それよりストレスの原因がなくなるのが一番の解決方法です。
ここで注意しないといけないのは
人によってはいきなり抵抗反応期や疲はい期に突入することがあり、この図のように常に左から右に反応がすすむわけではないのです。
私もこの図にとらわれて過ぎてしまいました。
心のバランスが少し不安定になる原因はストレッサーによるものが引き金になってしまうことが多いには確かだと思いますが、いきなり抵抗反応期後半や疲はい期に入ってしまった場合に
我々の施術や、医療機関での治療に注意が必要だと思われます。
実際、我々の現場でも、樋田先生の臨床の中でも、
いきなり抵抗反応期後半や疲はい期の状態で来院されるケースがあるのです。
その時は既に、アドレナリン分泌による抵抗期を過ぎてしまってる状態、身体が疲れきって抵抗をあきらめてる状態なのです。アドレナリンが闘うか逃げるかと身体を活動的にしてエネルギーを消費してる状態になってるのと反対の作用がセロトニンにはあるというわけです。
つまり端的にいえばエネルギーを消費しない、身体の活動を抑え、無気力状態に誘導させる神経伝達物質というけです。
アドレナリンはやる気を起こさせる大事な分泌物でもあるのです、これがないと起きてられない、やる気もでません。
反対にセロトニンは全く反対の作用があります、エネルギー消費を抑え身体の活動を抑える作用があります、これが進んでしまうとやる気がなくなり、下手すれば起きれなくなります。
どちらにすすみすぎてもダメなのです。
ただ世間では・・・ストレス解消!!が幅をきかせる為、まずはアドレナリンの分泌を抑え込むことが大事というのが一人歩きしてるのではないでしょうか?
セロトニン身体の興奮を鎮める大事な分泌物なのですが、アドレナリン同様分泌量が多いとやる気がなくなります!!!
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ここから本からの抜粋です
身体は、ストレスから解放されると脳内に快感物質であるβーエンドルフィン等を放出して、心身共に快適状態になります。いわゆるリラックスです。このような人の心身を適度に緊張させ、ホメオスターシスにより適当な休息を導いてくれるようなストレスを「オイストレス」と呼んでいます。
この「オイストレス」の例があるように、警戒期や抵抗期のストレスは人間としていく以上、避けて通れない当たり前のことだと思います。
また、ストレスに対してセロトニンが関与してくる病気については、いかにも人間らしい病いであるといえるのですが、人間の生命に与える影響は甚大です。
今後の医療は、そのようなセロトニンの関与から、いかにアドレナリンの関与に戻していくかということを、まず第一に考えていかなくてはならないでしょう。つまり多少の苦境や挫折に陥っても、絶対に抵抗をやめないのが、人間の生きる術だと思うのです。
ですからいかなるストレスにも立ち竦まないようにすることが、様々な病気に対する第一の処方であり、決定的な治療法がないといわれるアレルギーなどに対する治療の鍵であると考えられるのです。
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重複しますが、どうもストレスと連想すると交感神経興奮、アドレナリン分泌、身体が興奮と思いがちなのですが・・・・それが過度に続くと・・・セロトニンが分泌され身体の興奮を鎮めてくれるのですが過度に分泌されると、やる気がなくなってしまうのです。
学校でも生理学の勉強でもまずは交感神経の方から勉強してアドレナリンの効果が強いというイメージができてしまい、どうもその反対の作用を司る副交感神経系は次の段階だと思い込んでしまう傾向あるかもですね。
ストレス解消、ストレス解消と言い過ぎなのも問題かもです、副交感神経が働きすぎると眠たく、やる気なくなります。
こう考えると・・・我々の現場もですが医療の現場で交感神経亢進の方ばかりに目が行き過ぎなのかもと感じますね。
続きます~
セロトニンについて色々調べていると、ネット上ではセロトニン不足が様々な問題を発生させるのでセロトニン分泌が減少してるから問題という情報ばかりです。
今回参考にしてる本の初版は20年前なので、20年前にセロトニンのことに気づいた樋田先生の着眼点は先進的なのかもです。これもO-リングという医療機関ではしてない検査だからわかったことなのかもですが。
しかし色々考えていくうちに樋田先生がいいたいことがわかってきました。 今回セロトニンのことを色々と考え調べていくと、この現代のストレス社会、ストレッサーが多すぎて世間、マスコミ、我々もどちらかというとストレス解消、ストレス解消!交感神経が興奮してるので、その興奮を鎮めるすなわち、副交感神経を興奮させることにより自律神経のバランスが良くなるということばかりが先走りしてるように思います。
そんな中で癒しという言葉や、マッサージや我々カイロプラクティック、鍼灸を含めた様々な手技療法、健康法、サプリメント、音楽、運動法etc...................................
などが皆さんストレス解消に最適!!だと少しいいたいことは別ですが思い込まされてませんか?
少しカイロプラクティックを擁護するなら、カイロプラクティックは(もちろん他の療法もですが)あくまでも自然治癒力を高める療法なので基本的な部分は心身を整えます。
もちろん、それよりストレスの原因がなくなるのが一番の解決方法です。
ここで注意しないといけないのは
人によってはいきなり抵抗反応期や疲はい期に突入することがあり、この図のように常に左から右に反応がすすむわけではないのです。
私もこの図にとらわれて過ぎてしまいました。
心のバランスが少し不安定になる原因はストレッサーによるものが引き金になってしまうことが多いには確かだと思いますが、いきなり抵抗反応期後半や疲はい期に入ってしまった場合に
我々の施術や、医療機関での治療に注意が必要だと思われます。
実際、我々の現場でも、樋田先生の臨床の中でも、
いきなり抵抗反応期後半や疲はい期の状態で来院されるケースがあるのです。
その時は既に、アドレナリン分泌による抵抗期を過ぎてしまってる状態、身体が疲れきって抵抗をあきらめてる状態なのです。アドレナリンが闘うか逃げるかと身体を活動的にしてエネルギーを消費してる状態になってるのと反対の作用がセロトニンにはあるというわけです。
つまり端的にいえばエネルギーを消費しない、身体の活動を抑え、無気力状態に誘導させる神経伝達物質というけです。
アドレナリンはやる気を起こさせる大事な分泌物でもあるのです、これがないと起きてられない、やる気もでません。
反対にセロトニンは全く反対の作用があります、エネルギー消費を抑え身体の活動を抑える作用があります、これが進んでしまうとやる気がなくなり、下手すれば起きれなくなります。
どちらにすすみすぎてもダメなのです。
ただ世間では・・・ストレス解消!!が幅をきかせる為、まずはアドレナリンの分泌を抑え込むことが大事というのが一人歩きしてるのではないでしょうか?
セロトニン身体の興奮を鎮める大事な分泌物なのですが、アドレナリン同様分泌量が多いとやる気がなくなります!!!
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ここから本からの抜粋です
身体は、ストレスから解放されると脳内に快感物質であるβーエンドルフィン等を放出して、心身共に快適状態になります。いわゆるリラックスです。このような人の心身を適度に緊張させ、ホメオスターシスにより適当な休息を導いてくれるようなストレスを「オイストレス」と呼んでいます。
この「オイストレス」の例があるように、警戒期や抵抗期のストレスは人間としていく以上、避けて通れない当たり前のことだと思います。
また、ストレスに対してセロトニンが関与してくる病気については、いかにも人間らしい病いであるといえるのですが、人間の生命に与える影響は甚大です。
今後の医療は、そのようなセロトニンの関与から、いかにアドレナリンの関与に戻していくかということを、まず第一に考えていかなくてはならないでしょう。つまり多少の苦境や挫折に陥っても、絶対に抵抗をやめないのが、人間の生きる術だと思うのです。
ですからいかなるストレスにも立ち竦まないようにすることが、様々な病気に対する第一の処方であり、決定的な治療法がないといわれるアレルギーなどに対する治療の鍵であると考えられるのです。
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重複しますが、どうもストレスと連想すると交感神経興奮、アドレナリン分泌、身体が興奮と思いがちなのですが・・・・それが過度に続くと・・・セロトニンが分泌され身体の興奮を鎮めてくれるのですが過度に分泌されると、やる気がなくなってしまうのです。
学校でも生理学の勉強でもまずは交感神経の方から勉強してアドレナリンの効果が強いというイメージができてしまい、どうもその反対の作用を司る副交感神経系は次の段階だと思い込んでしまう傾向あるかもですね。
ストレス解消、ストレス解消と言い過ぎなのも問題かもです、副交感神経が働きすぎると眠たく、やる気なくなります。
こう考えると・・・我々の現場もですが医療の現場で交感神経亢進の方ばかりに目が行き過ぎなのかもと感じますね。
続きます~
T-CHIRO さんの記事を拝読するようになって
バランスがいかに大事か、気付かされますね。
どっちにかたよっても宜しくない。でも難しい(笑)
週末、ちょっと疲れたので部屋の掃除をサボったら
埃で鼻水とくしゃみが止まらなくなり、結局夜遅く掃除をしたり
涼しくなったのでウォーキングしよう!と思ってやったら
足の付け根が痛くなるし、いやはやなかなか思い通りにはいきませんわ(笑)
by リュカ (2013-09-30 14:04)
リュカさん
そうですね、なんでもバランスなのですがなんでも中間より前後にずれるくらいが丁度いいようです。まっすぐより少し歪んでいるくらいとかですね(笑)
はははは何でも思い通りにいかないことが多いですよね。私もです・・・(汗)でもあきらめない意思も必要なのは確かです。
by T-CHIRO (2013-09-30 19:10)