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身体の力を抜く② [カイロプラクティック]

前回の続きです。

皆さん、再度ですが、しゃがんでる状態で、お尻の穴を広げたままで立ち上がれますか?(笑)

実はこれはカイロプラクティックが重視している背骨との関連が非常に強いことなのです。

お尻の穴は、背骨の一番下の骨、尾骨のまだ下にあります。背骨の下にありますから、緊張してるよりリラックスするのが、背骨の柔軟性を高めるのにも重要になります。
お尻の穴の周辺の筋肉が緊張してるというのは、結果的に背骨の緊張を高める結果にもなりかねないというわけです。巷では・・・お尻の穴を閉めた方がいいときくこと多いと思いませんか?しっかり締めておいた方がいい?と。

ちなみに尿失禁のトレーニングではそれを結構重視するようです。

ここで、改めて考えてみると身体が不調になってるケースで一番多いのは身体を緊張させてるあるいは、筋肉を緊張させてるケースがほとんどです。

ですから、前回も書きましたが簡単に運動不足だから調子が悪いというわけではないのです。

身体が緊張して不調なのに、運動したらどうなります? さらに緊張してしまうのは目に見えていますよね。

大半の人が既に身体を緊張させていますから、更に緊張させるより力を抜くことが先決です。


そしてここで関係してくるのがやはり呼吸です。


呼吸と筋肉の緊張は密接な関係があります(これもブログで過去何度か触れていますが)

息を吸うと、筋肉は緊張します。 息を吐くと、筋肉は弛緩します。

そう考えると、ほとんどの人は身体を緊張させてる傾向が多いので、息を吸ったまま吐けなくなってる人が大半です、これはいいかえれば物心ついたときから息を吸ったまま止まってる人がほとんどということです。

息を吸う訓練はいやほどしてますが、息を吐く訓練をほとんどしてないということだと思いませんか?

呼吸は自律神経系の機能の中で唯一、少し自分でコントロールできる機能の一つなのです。

お尻の穴を緩める、息を吸うのでなく吐くことを重視するのが、身体の力を抜く訓練に大事な訓練になるということになるわけです。








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リュカ

ちょっと動悸というか心臓がヘンだなってときに
息を吐くと、よけいにヒクヒクってなって苦しくなっちゃいます。
なんでかなー。
なのでそんなときは、息をとめちゃいます。
こういうの、病院で言ってもなかなか伝わらないんですよねー^^;
検査では問題ないし(笑)
by リュカ (2014-02-19 10:11) 

T-CHIRO

リュカさん
動悸というか心臓がヘンだなってときというのは、何らかのストレスがかかってると感じてる時が多い感じでしょうか?
吐いて苦しいようなら、吸うもしくは止めて楽ならそれでもいいと思います。
そんなときは、呼吸そのものが不安定なのでコントロールできないのと、そういう症状が出るときは呼吸が浅く早くなる傾向の結果かもで、原因は意外と心が疲れてるときに出現してる可能性もありかもです。

もちろん自覚してないときもあるかもですが、身体は正直です。
by T-CHIRO (2014-02-19 16:56) 

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