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「コレステロールを悪者にする黒幕とは? [その他]

コレステロール悪者神話は本当なのか?

この疑問に明確な答えがアメリカCBNテレビで分かりやすく解説されている動画です。
これまたセンセーショナルな内容ではありますが、日本でも何度か同じような内容がニュースで紹介はされているのですが・・・・



またまた脂肪酸に関しての過去記事を紹介してきます。

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●飽和脂肪酸
 いわゆる「悪玉コレステロール(LDL)」と呼ばれているものです。
●不飽和脂肪酸
 いわゆる「善玉コレステロール(HDL)」と呼ばれているものです。飽和脂肪酸を減らす作用があります。「一価不飽和脂肪酸」と呼ばれるオレイン酸は体内で合成できますが、リノール酸(オメガ-6)、リノレン酸(オメガ-3)、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などは、体内で合成できないため、「必須脂肪酸」と呼ばれています。身体の構成成分として不可欠なので、食事から一定量を摂らなければなりません。

なのですが、上にも書いてますように現代人はリノール酸(オメガ-6)アラキドン酸などは過剰摂取です。

この中で得に重要なのはリノレイン酸(オメガ-3)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)などの脂肪酸です。

☆実はこのオメガ-3系の脂肪摂取が現代人は非常に少ないといわれてます。

現在よく使われている油は、ほとんどが実は「オメガ-6」を含む油が多いです。(いわゆるファーストフード系、揚げ物)家庭はもちろん、外食時もきっと・・・。(さらに、溶剤を使い高温精製で化学的に抽出された油は、栄養価も失われています。)

リノール酸(オメガ-6)は、体内でアラキドン酸に変化し、炎症を起こす物質となり、炎症やアレルギーの原因になりますし、大腸がん、乳がん、動脈硬化、心臓病などの危険因子になります。

リノール酸は動脈硬化を促進しますから、血圧が高い人にすすめるべきではない食材なのですが・・・・・・人間ドッグ、検診なのでひっかかると食べなさいといわれるようです。へんですが・・・・・・・・・・・・

★ α-リノレン酸(オメガ-3)の不足(現代人は多いです。)

リノール酸(オメガ-6)の働きと反対の性質を持つ油でオメガ-3系の脂肪酸が充分とれていません。 α-リノレン酸は、炎症を抑えたり、血液を流れやすくしたり、ガンの増殖をとめる作用など、リノール酸の危険因子を中和してくれます。 また、α-リノレン酸は、学習能力を高める作用もあるという うれしい油です。

☆ 次にどんな食材に多く含まれているかです。

オメガ-3系:アマニ油、シソ油、いわし、あじ、さば、カツオ、マグロ、サケなど青魚
オメガ-6系:コーン油、サフラワー油、月見草オイル、ひまわり油、牛肉、豚肉、鶏肉など
オメガ-9系:オリーブ油、キャノーラ油、高オレイン酸サフラワー油など

どうですか?ほとんど、皆さんオメガ-6系の脂肪をよく摂取してませんか?

良い油はオメガ-3,9系の油です!!!!!スーパーでよく販売されてる食用油はオメガ-6系の油ばかりです。

なのでできれば

●加熱料理には、オリーブオイル(無農薬栽培・低温抽出法のエクストラバージンオイルがBEST)
●低温料理には、アマニ油、オリーブ油が良いです、
 ※ ただオメガ3は、酸化しやすいので、低温・遮光保存し、早く使いきることが大切。光による酸化にも注意が必要になってきます。

という使い方がベストです。

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動画の内容を少し紹介しますと。

過去記事にありますように、リノール酸(オメガ-6)は、体内でアラキドン酸に変化し、炎症を起こす物質となり、炎症やアレルギーの原因になりますし、大腸がん、乳がん、動脈硬化、心臓病などの危険因子になります。

とあるように、痛みの身体的前段階には不飽和脂肪酸(Ω6)の過剰摂取が関与するとされています。

ここでも何度も書いてますが、なぜかコレステロールは、心・血管性疾患の大きな原因の一つで、諸悪の根源のような印象ですよね?

アメリカでは数十年前より、高脂肪食は身体に悪いと伝えられてきたのですが、最近の研究で心疾患の原因はコレステロールでなく「炎症」であるということ。

コレステロールは心疾患の原因でなくてこの「炎症」が発生してる部分にコレステロールを送って組織の修復をしてるということ、動脈硬化の原因は炎症であるということ、その炎症を修復する為に役割を果たしたコレステロールに罪はないということ。

なので炎症物質の生成を抑えれば、コレステロールが血管を修復する必要もないわけである。
コレステロールは必要に迫られて炎症部分に送られてるということ。

火事が起こってところにたまたま消防士がいたら、犯人扱い。

炎症が起きてるから、コレステロールがやってきた。

消防士は火事だからやってきた。犯人はコレステロールではありません。

コレステロールは炎症性物質ではない。

こうした疾患の真の犯人は、炎症性物質をつくりだしているトランス脂肪酸や精製炭水化物ということになる。

残念ながら、日本では動脈硬化の原因は・・・コレステロールと条件反射のようになってるので、「炎症」だというと、???と思うかもですが、

                              みなさんの参考になれば幸いです。
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リュカ

動画を見て、トランス脂肪酸はどんなものに多く含まれてるのかなって調べちゃいました。
ショートニングが代表的なものなのですね。
お菓子などによく入ってますよねー。そういう意味では小さい頃アレルギーだったおかげで、お菓子類を食べないで育ってきて良かったなって思います(笑)
食べる習慣がないから、今も滅多に買わないし、パンも食べないしマーガリンも嫌いだし(笑)
by リュカ (2014-05-02 15:50) 

T-CHIRO

リュカさん
トランス脂肪酸を控えめはもっともなのですが、過去記事で日本では表示の部分で不思議なことが行われてしまっています。記事にありますが、加工食品のトランス脂肪酸の含有量は減っているのですが、飽和脂肪酸の含有量が増えてしまっているのです。

http://t-chiro.blog.so-net.ne.jp/2012-06-06
http://t-chiro.blog.so-net.ne.jp/2012-06-07 時間があるときにもでも読んでみてください。

とはいってもお菓子類にトランス脂肪酸が多いのは確かです。
油に関しては、なるべくオメガ-3,9系の油を摂取することトランス脂肪酸や精製炭水化物を減らすことが自身の健康に繋がります。
by T-CHIRO (2014-05-02 17:17) 

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