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新聞記事より  [その他]

台風15号の影響は九州北部を通過して、通過いた周辺の被害は予想以上に大きかったようですね。
幸い関西地方は大きな被害はありませんでしたが、昨日から夕べにかけてはかなり風が強かったです。

お盆が過ぎてから、暑さも一段落、小中学校も二学期が開始しました。

さて今回も新聞記事の紹介です!8月20日の「つまみ食いの栄養学」

卵はコレステロールを含むので敬遠してるという人は多いのではないでしょうか。
卵一個の平均的な重さは約65㌘です。その中のコレステロール量は約250ミリグラムですから、卵に含まれるコレステロール量は確かに多いといえるでしょう。

コレステロールは脂質の仲間です。脂質は、体内エネルギーとして使われ、余れば体脂肪として蓄積されるイメージがあります。しかしコレステロールは、エネルギーとしてでなく、細胞の構成成分として利用されます。

卵の中ではヒナが育ちますから、そのためにたくさんの細胞成分が必要で、多量のコレステロールが入っているのです。

それでは卵を食べすぎると健康に悪いのでしょうか。コレステロールは体の中でも作られます。
その量は意外と多く、食事から吸収され体内に入る量の3~7倍です。合成量は厳密に制御されており、食事からの摂取量が多ければ合成量は少なく、摂取量が少なければ合成量は多くなります。

また卵白は血中コレステロールを下げる作用があることも知られています。そのため、卵を食べても血中コレステロールが直ぐに上昇することはありません。7

多くの集団の対象にした研究からは「卵を全く摂取しない人と、一日一個以上食べた人の間には急性心筋梗塞や狭心症などのリスクには大差なかった」という結果が出ています。

卵には数多くの栄養素がバランスよく含まれ、特に良質のタンパク質▽ビタミンB2▽ビタミンD-の宝庫です。卵のタンパク質には、体内で合成できない必須アミノ酸が豊富に入っています。
ビタミンB2は糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあり、成長期の子供やスポーツ選手、筋肉労働に従事している人には多くの量が必要です。

ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進する作用があり、骨が大きくなる成長期には重要な栄養素となります。

さらに食べやすく、調理しやすい点も見逃せません。高齢者向けでもある食品といえるでしょう。世代を問わず、一日一個を目安に摂取されることをおすすめします。

                         (川端輝江)
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世間的には・・・卵=コレステロールのイメージが大きいのですよね、あと余談になりますがなんらかのアレルギーがある人はアレルギーが出現してるときには卵を控えた方がいいこともあるようです。

ただ簡単に良質のタンパク質、ビタミン補給には最適な食品で調理しやすいのは確かですね。

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リュカ

卵^^
最近食べてるんですよー。
アレルギーの原因が、生の白身だって分かったので
熱を通せばOK!!!っていうのが嬉しくて嬉しくて♪♪
冷蔵庫に卵が入っている生活、憧れていたからしあわせーーー♪
by リュカ (2015-08-31 10:06) 

T-CHIRO

リュカさん
そうですね、卵のアレルギーで一番問題になるのは、卵白ですよね。ただ、加熱すれば低減するというのは知りませんでした。

調べてみると
”つまり、卵白にアレルギーを持つ人でもオボムコイドに対してアレルギーを持っていなければ、固ゆで卵や加熱加工した卵製品を含む食品を食べてもアレルギー症状を起こす可能性が低いと考えられています。”

なるほどです!!
by T-CHIRO (2015-08-31 10:51) 

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