ストレスについて⑧ [心の問題]
夕べの台風18号の影響はみなさんいかがでしたでしょうか?治療院の近所の道も川になっていました。
夕方からの雨はほぼ朝まで降り続き、降りすぎですね。
さて今回もストレスについての続きです。
前回は(前回の記事)の中で①アドレナリン・・・・・交感神経系疾患について書きましたが
今回は②セロトニン-副交感神経系疾患です。
今回改めてストレスについて勉強していると、このセロトニンが分泌されると厄介だというのがよくわかってきました。しかし世間ではセロトニンは良いものだというのが一人歩きしてまして、今回参考にしてる樋田先生の本を読んでいても、正反対のことが書いてあるのでなかなか理解できませんでした。
さて症例としては
自閉症、鬱病、ガンなど
ストレスに対して、交感神経が示す反応は闘うにしろ、逃げるにしろまだ病因と対応している状態です。
しかし・・・副交感神経がセロトニンを示す反応は程度の差はありますが、あきらめてしまってる無気力な状態です。極端な言い方をすれば、セロトニンの反応があるときには、潜在的に自殺志願の傾向になるといえるでしょう。つまり、身体の組織が自己コントロールできない状態なのです。
セロトニンの反応がもっぱら身体に確認されるのは上の図のハンスセリエのストレス学説の疲はい期にあたるとされています。疲労しすぎていて無力感または自閉状態になり、自閉症や鬱病が認められます。
実はガン患者さんにこの反応が認められることがあるそうです。
実際ここまですすんでしまうのは、よほどのことだと思います、ただ”セロトニン”というホルモンが以前のブログでも書いていますが
”生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与している。ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがある。ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御している。”
セロトニンは抗ストレスホルモン的な作用があるのですが、これが分泌されすぎると、
前述していますが副交感神経がセロトニンを示す反応は程度の差はありますが、あきらめてしまってる無気力な状態です。極端な言い方をすれば、セロトニンの反応があるときには、潜在的に自殺志願の傾向になるといえるでしょう。つまり、身体の組織が自己コントロールできない状態なのです。
確かに人間、鬱傾向になると、無気力な状態、身体の組織が自己コントロールできない状態でありますよね。あきらめてしまう状態というのはかなり症状的にはきついですよね?
このセロトニン・・また書きますが樋田先生の本にセロトニンは現代文明の産物かというテーマがあり、これはまた後述する予定です。ただ簡単にいえば、人間の野生時代の原点には闘うか、逃げるかしかなかった時代のようなことは現代社会。はできないということですね。それ続くと感情をコントロールするはずのセロトニンが身体をどんどんあきらめの無気力な状態に誘導してしまうということです。
さて次の
③アドレナリン・セロトニン混合型疾患・・・・これが現代人を一番悩ませてる状態かもです。
ストレスに対して、闘うか、あきらめるかの姿勢が定まらない。
症例-----様々なアレルギー疾患、アトピー性その他の湿疹、鼻アレルギー、喘息など。
アレルギーの特徴は、アドレナリンとセロトニンが両者とも分泌されてるという反応が認められるということです。アレルギー性鼻炎なら鼻、アレルギー性結膜炎なら目の患部からアドレナリン、セロトニンの反応が認められるということです。また皮膚上のどこにもヒスタミン(アレルギーや炎症反応の媒介物質の反応が認められることができます。
花粉症に代表されるアレルギー性の鼻炎の人や一年中鼻炎の人は結構います、それと花粉症は現代病ともいわれてる国民病なみになる人が多いのですが、ストレスに対して闘うかあきらめるかの姿勢が免疫系に作用してる結果なのかもです。ちなみにアレルギー反応は免疫系の誤作動ともいわれています。
この考え方からいけば、ストレスに対して自分の姿勢が定まらないというのは現代社会ではよくあることなんだと思いますが、アレルギー反応がある人は、まさしくこの状態なんでしょうね。
続きます~~
夕方からの雨はほぼ朝まで降り続き、降りすぎですね。
さて今回もストレスについての続きです。
前回は(前回の記事)の中で①アドレナリン・・・・・交感神経系疾患について書きましたが
今回は②セロトニン-副交感神経系疾患です。
今回改めてストレスについて勉強していると、このセロトニンが分泌されると厄介だというのがよくわかってきました。しかし世間ではセロトニンは良いものだというのが一人歩きしてまして、今回参考にしてる樋田先生の本を読んでいても、正反対のことが書いてあるのでなかなか理解できませんでした。
さて症例としては
自閉症、鬱病、ガンなど
ストレスに対して、交感神経が示す反応は闘うにしろ、逃げるにしろまだ病因と対応している状態です。
しかし・・・副交感神経がセロトニンを示す反応は程度の差はありますが、あきらめてしまってる無気力な状態です。極端な言い方をすれば、セロトニンの反応があるときには、潜在的に自殺志願の傾向になるといえるでしょう。つまり、身体の組織が自己コントロールできない状態なのです。
セロトニンの反応がもっぱら身体に確認されるのは上の図のハンスセリエのストレス学説の疲はい期にあたるとされています。疲労しすぎていて無力感または自閉状態になり、自閉症や鬱病が認められます。
実はガン患者さんにこの反応が認められることがあるそうです。
実際ここまですすんでしまうのは、よほどのことだと思います、ただ”セロトニン”というホルモンが以前のブログでも書いていますが
”生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与している。ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがある。ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御している。”
セロトニンは抗ストレスホルモン的な作用があるのですが、これが分泌されすぎると、
前述していますが副交感神経がセロトニンを示す反応は程度の差はありますが、あきらめてしまってる無気力な状態です。極端な言い方をすれば、セロトニンの反応があるときには、潜在的に自殺志願の傾向になるといえるでしょう。つまり、身体の組織が自己コントロールできない状態なのです。
確かに人間、鬱傾向になると、無気力な状態、身体の組織が自己コントロールできない状態でありますよね。あきらめてしまう状態というのはかなり症状的にはきついですよね?
このセロトニン・・また書きますが樋田先生の本にセロトニンは現代文明の産物かというテーマがあり、これはまた後述する予定です。ただ簡単にいえば、人間の野生時代の原点には闘うか、逃げるかしかなかった時代のようなことは現代社会。はできないということですね。それ続くと感情をコントロールするはずのセロトニンが身体をどんどんあきらめの無気力な状態に誘導してしまうということです。
さて次の
③アドレナリン・セロトニン混合型疾患・・・・これが現代人を一番悩ませてる状態かもです。
ストレスに対して、闘うか、あきらめるかの姿勢が定まらない。
症例-----様々なアレルギー疾患、アトピー性その他の湿疹、鼻アレルギー、喘息など。
アレルギーの特徴は、アドレナリンとセロトニンが両者とも分泌されてるという反応が認められるということです。アレルギー性鼻炎なら鼻、アレルギー性結膜炎なら目の患部からアドレナリン、セロトニンの反応が認められるということです。また皮膚上のどこにもヒスタミン(アレルギーや炎症反応の媒介物質の反応が認められることができます。
花粉症に代表されるアレルギー性の鼻炎の人や一年中鼻炎の人は結構います、それと花粉症は現代病ともいわれてる国民病なみになる人が多いのですが、ストレスに対して闘うかあきらめるかの姿勢が免疫系に作用してる結果なのかもです。ちなみにアレルギー反応は免疫系の誤作動ともいわれています。
この考え方からいけば、ストレスに対して自分の姿勢が定まらないというのは現代社会ではよくあることなんだと思いますが、アレルギー反応がある人は、まさしくこの状態なんでしょうね。
続きます~~
台風すごかったですね。
治療院のちかくの道が川に!?大変ですね。
建物に被害はなかったですか?
セロトニンは、良いものという印象を私も持っていました。
でも怖いですね−。
凹むこともあるけど、絶対に猫たちを看取るのでそれまでは死なないぞ!(笑)
おいしいもの食べてるしね(^m^ ウフフ
by リュカ (2013-09-16 21:15)
リュカさん
ご心配かけました、治療院の前、周辺は少し高いのと水はけがよいのか被害はありませんでした。油断禁物ですが。
500メートルくらい離れた道で川みたいになってるところがありまして(豪雨になるといつもなのですが)
セロトニンは・・・世間的には良いものというイメージが先行していますね。セロトニン分泌による無気力状態になりさらにリラックスさせてしまうと更に無気力状態になる可能性大です(爆)
リュカさんの凹むことを忘れる場はねこちゃんと、グルメですね。
しかし全然ストレスがないというのも問題で、これがまた難しい部分でもあります。
by T-CHIRO (2013-09-17 11:35)